物語はあるウサギ村の穏やかな光景から始まります。その中で、小さな牡ウサギ、ファイバーだけは村に迫る危険を感じ取っていました。ファイバーの言葉を信じた兄のヘイズルは、長ウサギに「村を離れなければいけない」と伝えますが、もちろんまともに取り合ってはもらえません。しかし、ファイバーの決意は固く、ヘイズルは仲間を募って村を離れる決心をします。その夜までに集まったのは、若い牡ウサギが11匹。ファイバーの話には半信半疑、個性も思いもバラバラの仲間たちでしたが、新天地を求める旅を通じて、固い絆で結ばれていきます。
子どものころ好きだった作品で、いつかは原作を読みたいと思っていたもののひとつです。
多読用のレベル分けでみるとレベル8〜9と、一番難しいあたりに入っているので、もう少し後でと思っていたのですが、待ちきれなくなって読んでしまいました。当然、知らない単語は満載でしたが、10数年前とはいえ、翻訳で何度も読んでいるので、自然と読むことができました。語彙も少し増えた気がしています。またすぐ忘れちゃうのでしょうけど・・・。
ウサギたちが中心となってお話が進むファンタジーですが、擬人化されているわけではなく、その生態もリアルに書かれています。大人になった今読んでみても読み応え十分です。
今日の読売新聞にも偶然取り上げられていて、嬉しくなっちゃいました。よく読んでみると、改訳版が2年前に出ているようで。しかも、訳者さんは以前と同じ方!これは読まないわけにいきません。またひとつ楽しみが増えて、ワクワクです。
さて、雨もやんだので、お出かけしてきます。